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私が痛感していることに「語学に王道なし」というものがある。 

他の科目はともかく、外国語の実力を上げるには、本当に地道な努力が必要だと思う。いくら熱意があっても、その熱意をずっと持続して学習に取り組まないことには外国語は上達しないのだ。

オードリーの春日氏が番組の企画で東大に挑戦するらしいが、センター試験の英語の模擬試験で200点満点のところ、57点だったという。

東大に入るには英語は200点満点で少なくとも170点とか180点くらいは必要なのではないか。他の科目でカバーするにしても、150点を切るようなことがあったら、まず合格は不可能だろう。というのも、2次試験にも英語があるからだ。

数か月の間に57点から150点以上にするのは、かなり困難に思える。マークシートで57点ということは、まぐれ当たりを除けば、ほとんど解けていないことになるからだ。

田村淳氏の青学一直線については「英検4級に落ちて以来、英語の勉強を捨てた」という記事を見かけた。

青学合格には英検2級レベルの英語力は必要だと思うが、英検3級から英検2級にあげるとしても100日では難しいだろう。なのに英検4級レベルから英検2級にあげるとしたら、もう、ほとんど不可能に近い。

厳しいことを言うようだが、私にはそう思えてならない。語学の上達にはコツが必要だが、コツをすでに習得した人ならともかく、まだ習得していない人がやっても、コツを覚えたころに100日が来てしまうのではないかと思う。いや、それならまだしも、100日ではコツすらつかめない可能性がある。

東国原氏は社会人になって以降、早稲田大学に入学し卒業したが、実は彼は現役のころに早稲田に合格している。事情があって早稲田に行かず、別の私大に入り卒業している。 

だから、早稲田に入りなおしたときには「学士入学」だったはずだ。学士入学の場合、教養課程の単位はすべて免除になるので、最短2年で卒業できるのである。 

田村淳氏が、本当に学歴コンプレックスを払拭したいのであれば、ただ単に青学の入試に合格するだけでなく、青学の学位を取ることが最終目的となる。「入試に合格」だけでは大卒にはならないからだ。 

しかし学位を取得するには、彼は高卒なので、教養課程の単位も取らなければならない。つまり数学とか生物学とか歴史とかも学ばなければならなくなる。しかも、通学課程なら、そのすべての単位を授業を通して取得しなければならなくなる。いや、それだけではない。問題なのは、外国語の授業だ。英語だけでなく第二外国語もあるのだ。 

彼には政界進出の話もあるが、ハッキリ言って、英語や第二外国語をやったとしても、政界進出に直接に役に立つということはほとんどないのではないか。もちろん教養として外国語を学ぶこと自体は意義のあることだと思うが、政界進出に役立つかと問われれば、疑問符が付く。 

本気で学位取得を狙うのであれば、私なら、やはり通信教育課程、しかも卒論が必須となっていない大学にするだろう。例えば、日本大学だ。 

私は断言するが、社会人で仕事を持っている人であっても、大学の通信課程であれば、がんばれば学位は取れる。自分の空いている時間にコツコツと勉強していれば、必ず卒業まで行ける。通学課程という時間に拘束される学習形態より遥かに学位取得に現実味がある。 

春日氏の東大受験、田村氏の青学受験、今後英語をどう攻略していくのか関心がある。もし彼らが志望大学に合格したら、それは本当にすごいことだと思う。