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外国語学習を長続きさせるためには

 多くの日本人が外国語学習に挑み、その大半の人が途中でやめてしまいます。 

 外国語学習に関する日記や記事を書いている人のブログを読んでいても、それはうかがえます。最初は外国語の話題が多くても、途中から外国語とは関係ない話ばかりになっていたり、更新がストップしていたり…。 

 島国であり、外国語ができなくても十分に豊かな人生が歩める日本においては、仕事で外国語に接する機会がある人や身内に外国人がいるという人以外は大変な思いをしてまで外国語をやる必要がないので、それはある意味、自然な成り行きともいえるでしょう。

 そのような国、日本において、熱意を冷めさせることなく外国語学習を長続きさせるにはどのような工夫ができるでしょうか。 

 読者の方々に覚えておいてほしいことは、人間は快感原則にしたがって生きているということです。

   快感原則とは、快を感じるものと不快を感じるものとが選択できる場合、快を選択するという原則です。

 当然、外国語学習にもこの快感原則が当てはまります。

  最初のうちは、物珍しさも手伝って外国語学習に快感を覚えた人も、学習参考書の難易度があがるたびに徐々に不快を覚えてきます。理解し習得するのに負担が増えるからです。

   やがて快よりも不快が上回った時点で、「私、いったい何のためにこんな勉強やっているのだろう?」という疑問が持ち上がり、いつの間にか熱意が冷めてしまうのです。

   この原理が分かれば、外国語学習を長続きさせようと思えば、どういう工夫をすべきかが分かるでしょう。

   快が不快を上回るような学習を続けるのです。というのも、人間、快を感じること(つまり楽しいこと)は放っておいてもやりますから…。

  では、外国語学習において、どのようにすれば快が得やすいでしょうか。

 外国人の恋人でも作れば一番かも知れませんが、誰もができることではありません。海外旅行に行くというのも一つの手ですが、そうしょっちゅう海外旅行ができる裕福な人ばかりではないでしょう。

 しかし、一般の日本人でも大いに楽しめる外国語学習法があるのです。

 筆者がその筆頭としてあげたいのが、本国から出版されているレベル別の、CD付書籍の利用です。読む楽しみ、聞く楽しみが味わえること請け合いです。

 初心者から中級者、上級者まで4段階ないし6段階くらいにわかれていますので、ご自分の実力に合わせて本が選べます(リンク先のページの「英読」「独独」「仏読」「伊読」「西読」の箇所でも紹介しておりますので、ご興味のある方はご参照ください)。

  筆者は英語、独語、仏語、伊語、西語をこの方法で学習しましたが、読む喜び、聞く喜びを知るには最高の教材だと自信をもっておすすめできます。その理由をお話ししましょう。

  第一に、これらの書籍には絵が挿入されていることが多く、読み進めていくときに内容を理解する手がかりとなります。さらにCDには効果音が入っていることが多いので、それも手がかりとなります(たえば、「犬が吠えた」という場面では、実際に犬の鳴き声が吹き込まれていたりしますが、このような手がかりがあれば、仮に原文が読めなくても、内容が推測しやすいのです)。

  第二に、一般の学習参考書の文章は文法を学ぶために人工的に作られた文章であることが多いのに対し、これらの書籍は内容そのものが興味深く、読むこと自体を楽しむことができるのです。中には傑作と名高い文学作品を易しめにリライトしてあるものもあります。

 インターネットが普及していない時代でしたら入手するのも困難だったと思われますが、今やインターネットで注文もできます。本国から出ている、レベル別、CD付の書籍を読んだり聞いたりする楽しみを味わえば、きっと外国語学習も長続きするのではないかと考えています。