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 スペイン語技能検定を受けてみよう

 せっかくスペイン語を学習するのであれば、実力を客観的に知ることができる試験を受けてみることは強いモチベーションになりますよね。

 日本で受けられるスペイン語の検定試験に日本スペイン協会が実施している「スペイン語技能検定(通称、西検)」があり、年2回実施されています(詳しくはリンク先に飛んでいってみてください)。

 ここでは西検がどのような試験か、そしてどのような学習をしておくべきかについて説明します。

 級はレベルの高いほうから1級(プロ級)、2級(最上級)、3級(上級)、4級(中級)、5級(初級)、6級(入門)の6等級があります。

6級合格をめざすには

 まずは6級から見ていきましょう。

 「6級」といえば、だれもが合格する非常に簡単な試験のように思われるかもしれませんが、西検の6級は英検でいえば4級レベルに相当します。

 では、どの程度の学習が必要でしょうか。

 日本スペイン協会から出版されている問題集には「独学でスタートしても3か月程度で合格レベル」とされています。また学習時間の目安は「25時間」とも記載されています。

 出題形式は、すべてが記述式の筆記試験となっています。ですから基本的にはスペイン語のスペリングも正確に覚えるようにしておくほうが望ましいといえます。ただ、語彙は500語程度とされていますので、基本的な単語だけ正確に覚えておけば合格ラインに達すると思われます。

 読解問題らしい問題はあまり出題されておらず、ほとんどは初級の文法問題です。

 文法の出題基準としては「動詞の直説法現在まで」とされています。したがって、市販の初心者向けの参考書を数冊完全にこなしておけば十分でしょう。

 また6級にはリスニングがありませんので、その点も、受けやすい要因といえるでしょう。

 過去問題集は日本スペイン協会に直接購入の申し込みをすれば購入できるようになっています(一般の書店では扱っていないことが多いようです)。どのような問題が出ているのかを知っておくと、学習するときに気をつけておくべきポイントが明らかになるので一冊購入しておくことをお勧めしています。

 合格ラインは7割といわれています。ただ、問題用紙と解答用紙は一体となっており、持ち帰りができないため自己採点ができません。試験を受け終わった後は気長に合否通知を待つしかありません。

 5級合格をめざすには

 次に5級を見ていきましょう。

 5級は、日本スペイン協会では初級と位置付けられています。英検でいえば3級レベルに相当します。

 日本スペイン協会から出版されている問題集には学習時間として「50時間程度」、レベルとして「高校の単位認定の基準」と記載されています。

 6級にはリスニングはありませんが、5級からはリスニングが加わりますのでリスニングも鍛えておく必要があります。ただ、5級のリスニングは問題数も少なく、内容も簡単であり、正しい答えに○をつける形式ですので、それほど恐れることはありません。

 ちなみにリスニングは、他の外国語のリスニング試験でよくあるような録音されたものではなく、ネイティブスピーカーが生で読み上げます。一度目は驚くほどゆっくり、二度目はノーマルスピードです。

 一方、筆記試験は文法知識をしっかり身に付けておくことが求められます。以下、日本スペイン協会の問題集からの抜粋です。

 「日常使う、ir, dar, tener, saber, decirなど不規則に活用する動詞の特長をつかんでおきましょう。会話によく出る前置詞 a, de, con, paraなどは文のまま暗記すると迷いません」

 読解問題らしい問題はあまり出題されませんので、筆記試験のカギは文法問題といっていいでしょう。特に不規則変化をする基本的な単語はそのスペルが正確に書けるようにしておく必要があります。合格を目指す人は初心者用の学習参考書を数冊、完璧にしあげておくといいでしょう。

4級合格をめざすには

 次に4級を見ていきましょう。

 4級は、日本スペイン協会では中級と位置付けられています。英検でいえば、2級から準2級レベルに相当します。

 日本スペイン協会から出版されている問題集には、出題基準として「初級文法全般、直説法、接続法、命令法。語彙は2500語程度。大学第二語学の単位認定に使われる基準」と記載されています。

 4級も5級同様、リスニングがありますが、問題数は4問のことが多いです。5級よりは難しいですが、伊検や仏検などと比べると、かなり容易といえるでしょう。

 筆記試験に関しては、ほぼ文法問題といっても過言ではありません。難易度の高い単語を覚えるより、比較的よく使われる単語の変化形をしっかりと覚えておくほうが得点に結びつきやすいと言えます。

 合格点を取るには、膨大な文法ドリルで鍛えておくのが一番の近道といえるでしょう。

(3級以上は今後執筆の予定です)。