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ロンドン大学遠隔教育Q&A

 ロンドン大学遠隔教育に関する情報が少ないため、関心のある方々に少しでもお役に立てたいという思いからQ&Aを作成しました。情報にはできるだけ注意を払ってはいますが、内容を保証するものではないことをご理解ください。信頼のおける情報を希望される方はロンドン大学の公式サイトを訪問されるか、またはロンドン大学に直接お問い合わせされることをお勧めします。

Q 本当に一度も海外に出ることなく日本国内だけの勉強で卒業できるのですか。
A 入学審査時から卒業まで日本国内だけで済む学部やコースは多くあります。そのような学部やコースであれば日本国内だけの勉強で卒業できます。入学式や卒業式も出席は義務づけられていません。ただし、授業が必須になっている学部やコースの場合は授業を受けるために海外に出なければなりません。なぜなら日本では授業が行われていないからです。

Q 学費はどれくらいかかりますか。
A 学部やコースによって異なりますし、一年間に履修する科目数によっても異なります。また円とポンドの為替レートによっても変わってきます。年間で10万円程度から30万円程度あれば受講が可能な学部やコースがたくさんあります。通学課程と比べればかなり安く学べます。ただし、これ以外に参考書代がかかることを忘れないでください。詳しくはロンドン大学遠隔教育の公式サイトをご覧ください。

Q 参考書代はどれくらいかかりますか。
A 参考書の大部分は自分でそろえることになります。1年間で学ぶ科目数にもよりますが、最低でも数万円から10万円弱のお金がかかると考えておいたほうがいいでしょう。基本的に英語で書かれたものが主体となりますので、日本の図書館には置いていないことが多いです。

Q 参考書はどうやって入手したらいいですか。
A インターネット経由で入手するのが一番簡単で、かつ、時間も節約できると思います。参考書のリストは入学後、大学から送付されてきますので、そのタイトルを入力して検索すればヒットすることが多いです。インターネット経由で購入する場合、いきなりアメリカやイギリスから輸入するよりも、まずは日本国内で探してみることをお勧めします。というのも、輸入する場合は配送の時間が相当かかる場合があるからです。

Q 英語力はどれくらい必要ですか。
A  入学後に関しては、ほんどの学部では最終試験は論述試験ですので、リーディングとライティングの力が鍵となります。なお、わかりやすいように有名な試験で言えば、英検であれば最低でも準1級に楽に合格できるレベル、TOEICでは最低800点以上くらいは必要ではないかという感じがします。しかしそれだけあれば十分かといえばそういうわけでもありません。あくまで最低レベルと考えてください。

Q 1科目あたりトータルで必要とされる勉強時間は?
A 大学の某ガイドブックによれば、1科目(フルユニットの場合)150時間を想定しているとあります。その配分例として1週間に5時間を30週、あるいは、1週間に10時間を15週とあります。1科目150時間というのが英語のネイティブを想定したものか、ノンネイティブを想定したものかは書かれてありませんが、遠隔教育を受けている多くの学生がネイティブであることを考えれば、ネイティブ並のスピードで勉強する自信のない人は1科目あたり150時間より多くの時間を見積もっておいたほうがいいでしょう。

Q  英語以外の試験を受ける必要がありますか?
A ロンドン大学遠隔教育の入学審査を受けるために英語以外の試験を受ける必要はありません。

Q 最終試験はいつ行われるのですか。
A 毎年5月から6月にかけて行われます。月曜日から金曜日のいずれかの午前または午後がロンドン大学から指定されます。午前の部は午前10時からスタート、午後の部は午後2時からスタートします。

Q 試験会場はどこですか。
A 日本における過去の例としては、東京のブリティッシュカンシルがあります。筆者も東京のブリティッシュカンシルで受験しました。大阪や長崎もリストに挙がっていましたが、実際、開催されているのか否かはまで体験として知っているわけではありません。

Q レポートや卒論はありますか。
A 学部やコースによります。ロンドン大学は年に一度行われる最終試験を重視していますので、レポートや卒論がない学部やコースもあります。

Q ファウンデーションコースを受講する必要はありますか?
A  学部の入学許可が得られれば、すぐに学部の勉強が始められます。したがって、その場合はファウンデーションコースを受講する必要はありません。

Q 年間、何科目くらい受講するのですか。
A 最大4科目です。ほかのことで忙しければ1科目だけ、あるいは、2科目、3科目の受講も可能です。あるいは、ある年に0科目でも、何のペナルティもありません(ただし、当然のことながら学費は払わなければなりません)。単位を積み重ねていき、卒業要件単位を満たした時点で卒業ということになります。ただ、在学期間は永遠に延長できるわけではなく、学部やコースによって最大の在学期間は決まっていますので、卒業を目指している人なら、在学期間中に卒業要件単位を充足させなければ卒業ができなくなります。

Q 最終試験はどのような感じですか。
A フルユニット(1単位)の試験は3時間の論述試験、ハーフユニット(半単位)の試験は2時間の論述試験です。何題かのトピックの中から自分の好きなトピックを選び、ボールペンを使って論述することになります。ノートや参考書の持ち込みはほとんど不可です。語学系の試験では面接が課される科目もあります。

Q 卒業証書には遠隔教育であることが記載されますか。
A 少なくとも筆者が授与された哲学部の卒業証書には一切記載されていませんでした。ですから筆者の卒業証書から判断した場合、遠隔教育で卒業したか通学課程で卒業したかはまったく分かりません。他の学部のことは分かりかねます。

Q  日本の大学や短大で取得した単位は、ロンドン大学で卒業単位として認定してもらえますか
A 日本にも大学の通信教育は多くあり、大学や短大で取得した単位を卒業要件として認定してくれるところもあります。しかし、ロンドン大学の場合は、おそらく単位認定はないでしょう。というのも、英国と日本では教育制度もカリキュラムも非常に異なるため、ロンドン大学としても、単位を認定しようにも認定できないからです。

Q ロンドン大学の遠隔教育を出たとして、日本の社会で評価されるのですか。
A それは筆者も知りません。それに関わるデータを探そうとしても、そもそもロンドン大学を遠隔教育で卒業した人の数自体も極めて限られたものであるためか、なかなか見つかりません。ただし、ロンドン大学では通学課程と遠隔教育とでは評価に差をつけていないと公表しています。日本の社会で評価されることだけを期待してロンドン大学遠隔教育の受講を考えている人には、あまりお勧めしません。

免責事項:情報には充分に注意を払っていますが、その内容を保証するものではありません。